番号 |
投 句 |
俳 号 |
得票 |
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1 |
始めてのオペに戸惑う寒の明け |
さつき |
4 票 |
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(哲 朗) 手術は不安ですね。 |
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(まこと) 大変でしたね無事終わりましたか |
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(楓 花) 季語と緊張感が合っていると思いました。 |
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(菜の花) 心境わかります |
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2 |
風もなし城山に咲く薄紅梅 |
泉 |
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3 |
バンクーバ見たらいかんよ受験生 |
そらまめ |
1 票 |
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(ゆづき) 勉学がおろそかになりますよね |
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4 |
貸農園一列だけのほうれん草 |
まこと |
3 票 |
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(さつき) 貸農園の様子が上手く詠めています。 |
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(彰 子) 小さな家庭菜園一列だけ菠薐草が見事になっている。 |
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楽しみである。 |
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(石の花) 貸し農園で、ささやかな野菜作り楽しいですね。 |
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5 |
探梅や瀬戸大橋を一望す |
媛 香 |
4 票 |
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(いなご) 梅を見て辺りの景色を見て気持ちよさそうですね。 |
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(哲 朗) 雄大な景色が目に浮かびます。 |
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(コスモス)梅を見て瀬戸の絶景も見て、吟行は素晴らしい。 |
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(さつき) このような素晴らしい処へ探梅に行ってみたいですね。 |
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6 |
寒燈のほんのり浮かぶ茅屋かな |
越 |
1 票 |
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(まこと) 灯火の温かみを感じます |
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7 |
手に伝う空の力や凧揚げる |
哲 朗 |
3 票 |
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(そらまめ)風の力を空の力と言うことのおもしろさ |
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(峰 生) 子供の頃の凧の力強さを思い出しました。 |
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(コスモス)「空の力」の表現が良い。 |
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8 |
川柳風にまかせて芽吹きたり |
峰 生 |
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9 |
灯を消せばネットモデムの蛍かな |
そらまめ |
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☆ モデム群の点滅は蛍のようです。 |
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10 |
黙黙と唯もくもくと枯れ野ゆく |
泉 |
5 票 |
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(いなご) 意志の強さみたいなものを感じます。 |
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(浩 風) 一人で一途に歩む様子がよく出ています。 |
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(まこと) 雰囲気をうまく詠まれている |
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(彰 子) 黙黙とひたすら枯野を歩く。 |
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( 越) 無我の境 |
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11 |
蕗の薹俳句手帳に添へし筆 |
越 |
1 票 |
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(楓 花) 吟行でしょうか? |
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12 |
風も香も詰めて届きし島みかん |
まこと |
6 票 |
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(哲 朗) 美味しさを詰め込んだ島みかんさぞかし |
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美味しいことでしょう。 |
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(峰 生) 何となく、送られた人の善意が伝わってくるようです。 |
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(さつき) 美味しいみかんの様子が伺えます。 |
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(楓 花) 風も香もがいいですね。 |
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(菜の花) 嬉しいですネ |
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(彰 子) 立派な島みかん新鮮でおいしそう。 |
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13 |
会へば合掌銀杏もみじの散りしきる |
彰 子 |
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☆ 瑞応寺にて |
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14 |
立春の肌柔らかき風歩道橋 |
石の花 |
1 票 |
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(まこと) 素直に詠まれています |
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15 |
湧き水を美味と言い合う息白し |
コスモス |
3 票 |
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(そらまめ)やっとたどり着いた湧き水、二人で呑んで、一休み、 |
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いいですね。 |
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(まこと) 季語がよく生かされています |
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( 泉 ) 寒の湧き水はとくべつ美味しいでしょうね。 |
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16 |
節分や厨に残る酢のにおい |
いなご |
3 票 |
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(哲 朗) 方巻きでも作られましたか。 |
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(浩 風) 恵方巻きの巻き寿司を巻いたのでしょうか。 |
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(彰 子) 野分ですしをたくさん作る。厨にすしの匂い充まん万して |
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いて食欲をしそる。 |
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17 |
豆の花小さき畑にも咲き初むる? |
楓 花 |
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18 |
老犬の欠伸も移る小春かな |
さつき |
7 票 |
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(いなご) 穏やかな一日ですね。 |
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(哲 朗) 穏やかな晴れた日の情景が良く出ています。 |
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(ゆづき) 欠伸も移るらしい! |
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(コスモス)麗らかな小春の様子がよく出ている。 |
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(楓 花) のどかな情景ですね。 |
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(石の花) 犬の欠伸も移りますかね。のどかな風景ですね。 |
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( 越) 犬も退屈。眠気を誘う暖かさ。 |
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19 |
軒つらら叩けば楽のうまれそう |
いなご |
3 票 |
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(そらまめ)楽器になるかな?。 |
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(ゆづき) 氷の楽器も乙なものですね |
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(楓 花) 透き通った音が聞こえるでしょうね。 |
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20 |
雪だるま痒いところがあれば言え |
哲 朗 |
3 票 |
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(ゆづき) ほんに痒いて上げたいね |
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(媛 香) ユニークなお句…これはこれはぁ面白い! |
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(菜の花) おもしろい表現ですネ |
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21 |
轍あとそのまま残し下萌える |
まこと |
5 票 |
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(いなご) 力強さを感じます。 |
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(峰 生) 轍の跡に春の底力を感じたような気がしましたか。 |
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(コスモス)下萌の草は強いです。よく観察されている。 |
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(石の花) 轍あとにも草もえて、春ですね。 |
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( 越) 下萌える、雑草の逞しさが感じられる。 |
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22 |
背な伸ばしよいしょと婆の鬼やらひ |
越 |
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23 |
小花咲く白垂梅(シロダレウメ)のしだれかな |
浩 風 |
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24 |
春浅し指先赤く菜を洗う |
石の花 |
3 票 |
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(哲 朗) 春と言ってもまだまだ水は冷たいですね。 |
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(そらまめ)冷たそう・・・。 |
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(峰 生) 霜焼けにならない程度で切り上げてね。 |
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25 |
盆梅の香る駅舎や無人駅 |
媛 香 |
2 票 |
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(浩 風) いい心がけですね。 勉強になります。 |
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(さつき) 無人駅にこのような心配りがあるなんていいですね。 |
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26 |
老寿とて急くな弛むな春寒し |
峰 生 |
1 票 |
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( 泉 ) 春はすぐ其処に、いつまでも長生きしてください。 |
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27 |
伊予絣袖無しを縫ふ若き友 |
楓 花 |
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28 |
人去りてベンチ冬日を集めたる |
コスモス |
4 票 |
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(そらまめ)ひと気のないベンチ、冬日を集めたる、がいいです。 |
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(峰 生) 「ベンチに日を集めた」の表現が面白いね。 |
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(媛 香) 日向ぼこをしていた人達も去り残されたベンチは |
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冬日がさしているのです。 |
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(楓 花) よく観察していたから、出来たお句でしょうね! |
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29 |
ひとひらの雲春めきて流れゆく |
石の花 |
3 票 |
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(まこと) 冬の空をうまく詠まれています |
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(菜の花) やさしくロマンチックな光景ですね |
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( 泉 ) ぽっかり浮かんだ白い雲、春はすぐそこに。 |
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30 |
木の芽吹く背に陽を受けて庭いじり |
そらまめ |
4 票 |
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(コスモス)庭いじりの様子が巧みです。 |
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(媛 香) 暖かくなると草も芽を出し庭いじりはきっと草を |
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引いているのでしょうね。 |
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(さつき) 早春のまだ陽のほしい様子が上手く詠めています。 |
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(石の花) ぽかぽかと、庭いじりのどかですね。 |
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31 |
梅まつり市民の森の人の列 |
浩 風 |
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32 |
手袋を片手無くして拾われて |
媛 香 |
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33 |
恋猫の二匹と瞳あいにけり |
いなご |
1 票 |
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(そらまめ)恋路の邪魔するなと、猫ににらまれた・・・、面白い。 |
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34 |
梅かおる見上げて偲ぶ遠き日々 |
峰 生 |
1 票 |
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(菜の花) 想い出に心安らぐ一時ですね |
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35 |
正座して師の句集読む小春かな |
彰 子 |
3 票 |
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(浩 風) 尊敬している師が、浮かびます。 |
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(ゆづき) 俳句が上手く成るといいね |
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( 越) 偉大・立派な師匠なんですね |
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36 |
病床で暮れゆく春を眺めおり |
さつき |
5 票 |
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(いなご) 後何日で退院かなあと思いながら窓越しの春を |
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見ている 様子がよくわかります。 |
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(浩 風) 早く良くなって下さい。 ご全快を祈ります。 |
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( 泉 ) お大事になさってください、暖かくなったらきっと |
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回復しますよ! |
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(石の花) 病の行く末を案じつつ、早く春に出たいものですね。 |
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( 越) 暖かくなって来ました。早く元気になって下さい。 |
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37 |
沈丁花卒寿の叔父を訪ひにけり |
楓 花 |
3 票 |
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(媛 香) 卒寿になられたお祝いに尋ねてみれば沈丁花が庭 |
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一杯に 香りを振りまいていました。 |
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( 泉 ) おめでたいですね、庭には沈丁花が咲いている。 |
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( 越) 沈丁の香りに叔父さんを思い出したのですね。 |
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38 |
故郷の雪の景色を想ふ今日 |
泉 |
1 票 |
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(石の花) 今年は、寒い日がありましたね。 |
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39 |
寒ゆるぶ湯殿より洩る童歌 |
コスモス |
3 票 |
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(いなご) 湯船で気持ちよく声も自然に大きくなったのでしょう。 |
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(彰 子) 風呂にどっぷりつかり童心にもなって |
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童謡を唄っている。 |
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( 泉 ) お風呂に入って童歌、良い気持ち。 |
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40 |
竹林のさざめく鳥の渡りをり |
彰 子 |
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41 |
初音聞く次の鳴くのを待ちにけり |
哲 朗 |
5 票 |
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(浩 風) 私も同じ経験をしました。 |
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(峰 生) 近頃初音は山の奥でもないと聞けず、淋しいです。 |
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(コスモス)初音を聞いた嬉しさが現れている。 |
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(媛 香) 鶯か杜鵑か始めて鳴く声は幼くまだ上手く鳴くことが |
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出来ません躊躇っているのです。人間はもう鳴くかまだ |
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鳴かぬかと待っているのです。 |
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(さつき) 初めてうぐいすのなくのを聞いたときの情景が見えてきます |
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42 |
しょうが湯でもてなし受ける梅の里 |
浩 風 |
4 票 |
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(ゆづき) 梅に生姜湯とは乙ですね |
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(媛 香) 探梅に出掛けたのですね。まだ寒い気温…いっぱいの |
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ショウガ湯でお接待を受けたのです。温まりましたわ。 |
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(菜の花) 心も温まります |
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(彰 子) しょうが湯とうめの里梅の里のとりあわせがうまい。 |